○野口晴哉「躾の時期」

おめかしマクロビ井戸端会議＠ウェスティン大阪でマクロ美風さんに野口整体の野口晴哉先生が子育ての本をたくさん出していることをお聞きしました。

 

わたしは野口整体の子育ての考え方は、アレルギー系コミュニティ（mixiのという訳ではなくて、集まりという意味で）で聞いた、特殊な離乳食の方法しか知らなかったので、すごく興味をひかれました。
先日の親子deマクロビ井戸端会議で美風さんが本のリストを持ってきてくださったので、早速「躾の時期」を読んでみました。

 

家では最近本を読むことができなくなっているので（わたしが本を読んでいるの真似て、本を眺めるようになってきたので。本を読むのはいいことだと思うのですが、もっと先でよいと思うのです）、子供と一緒に電車に乗っている時に読んだのですが、まず、序文で強烈なパンチを食らった気持ちになりました。そして、あまりにダイナミックな文章にくすくす笑ってしまったり、暖かい眼差しにうるうるしたりしていました(^^;)。
わたしもこういう視点で、子育てをしていきたいなぁと思います。
ぜひ多くの人に読んでいただきたいなと思います。

 

＊本のリストはかなさんのblogの記事にあります。

 

わたしが一気にファンになってしまった序文は「つづき」に引用させていただきます。

 

[赤い磁気の月]の年　スペクトルの月 15日(日)　KIN243 　青い太陽の夜

「　もし人が健康にならないのならば、そのような心の使い方、教育の方法は間違っていると私は信じている。結論はいつでも健康で元気になるということを求めている。どんなに世の中に良いことであっても、その人の体を壊すようなことであったならば、あるいはそういうように育てられたために、その人が健康でなくなるようであったならば、それは間違っていると私は簡単に結論を出している。子供が丈夫に育ち、大人が元気でお互いにニコニコして快く生活していられるならば、それは正しい。
　いくら良いことであっても、そのためにクヨクヨして体を壊すようなことがあったなら、それは本当に良いことをしたのではない。良いことには後で悔いるということはない。又自分が良いことをしたために、他人の悪いことが気になって、人の悪いことが許せないとか、良い人間であるために、絶え間なく人を責めているようなことがあったならば、そういう人は人の悪い面だけを見、自分の悪い心だけを絶えず働かせて、自分自身の体を壊しているのではなかろうか。そういう心の使い方が良いこととか悪いこととかはわからないが、私の目標とする健康な心の使い方ではない。」（野口晴哉「躾の時期」）